phpエンジニアとはいえ、コミュニケーション力も必要だと感じた

phpを使ったシステム

PHP + MySQL の構成で、某企業様の顧客を管理してログインできるIDとパスワードを発行し、その企業様の新製品情報をいっせいにメール送信で連絡するほか、専用サイトで新製品のその会社向けの資料などを公開するサイトです。サーバは企業様が契約しておられた、通常の Linux レンタルサーバです。

全体的な業務内容

元請様を通してのおおまかな要求を受けて設計を行い、サイトデザインからテストまで、制作の多くを私ひとりで行いました。具体的には、概要資料の作成、お見積もりの作成、元請様との折衝、データベース設計、詳細設計、コーディング、テスト、運用を行ってからの問い合わせ対応、追加仕様についての対応、定期的なバックアップ作業といったところです。
コーディングについては、レンタルサーバのため何かをインストールするのは難しく、フレームワークを用いずにレガシーなPHPとしました。

この業務を通して得た経験

まずあがってきたクライアントの要望があいまいだったため、何を欲しているのか、何が機能として必要なのか、あらかじめある環境でどこまで可能なのか、といったことについて、洗い出しや整理、ご説明のための資料作りを行うのが煩雑でした。元請様がシステムのことにはあまり詳しくなく、ほぼクライアント様がいわれることをそのままこちらに伝えてこられるので、毎回「何について、何をしてほしいという話なのか?」「解決策としてこのようにすることが考えられるが、どう伝えればご理解いただけるか?」ということを考える必要がありました。

そのような状況のため、アジャイルといえば聞こえがよいのですが、少し動かせるものを作ってはお客様に確認していただき、細かいことまでご指摘・ご要望を吸収するという形でした。前述のとおり、元請様がほぼこちらとクライアント様の言葉をそのまま通すだけのため、そのやりとりがとても細かく、進行的にとりとめのないものになってしまいました。(たとえば、システム的にほぼ完成に近づいてから、サイトデザインについてごっそり変更を要望されるなど)

やりがいとしては、システムとしてはシンプルながらも、使い勝手のよいものに仕上がったようで、いままでの業務を大きく省略することができて喜ばれて使っていただけていると聞いたことでした。

しばらくは同様のサイトをコピーのように作成して複数の部署で長く運用していたのですが、元請様の担当様が変更になったことによって、元請様のなかでまったく引き継ぎがされておらず、その後の運用がうまくいかなかったのが悔やまれるところです。(マニュアルや各種資料も作成していたのですが、それについても紛失されているとのことで、こちらから再度のご説明・講習をするのは弊社での人員コスト的に割が合わないということで、この案件については次第に手を引くような形になりました)

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